夏の終わりに思うこと

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8月は暑い日が続きましたね。外仕事をしている身としては、かなりきつい暑さでした。

現在は来春に向けて商品を企画中です。プリントや縫製を外注するため、
今から準備を始めています。ただ、秋や冬に向けても何かできないかと考えているところです😅

商品を考えながら、どうすれば人に届くデザインになるのかを模索しています。会社員時代は、
販売員さんや営業さんからMDやデザイナーに商品のフィードバックが来るというやり方でしたが、今は私一人。自分で仮説を立てて、実験し、分析することが必要です。頭を悩ませつつも、
固くなりすぎないよう、窮屈なデザインにならないよう気をつけています。

たまたまThreadsで見かけた「外注はハンドメイドではないのでは?」という投稿。
そう思う人もいるよね、というのが私の感想です。私も学生時代は自分で糸を精錬し、染めて、
織り機に糸をかけて布を織っていました。これが楽しすぎて、夏休みにたった一人で大学に行き、織っていました(笑)

社会人になり、企業のデザイナーとして働く中で、製造はメーカーさんや職人さんにお任せするという流れになりました。そこで、一人で作らない楽しさを知ったのです。

自分では思いつかない方法で「このデザインならこうした方が効率もいいし、価格も合う」などのアドバイスをいただけます。そう、作品と違い、商品では価格も大切な軸となります。
商品を量産する前には、必ずCGシミュレーションを作り、色の組み合わせを確認するのですが、その段階で「これはいい色ですね!」と言ってもらったり、時間がない場合は
「なんとか間に合わせますね!」など、たくさん勉強させてもらいました。

そうして、人と一緒に作るものづくりの楽しさを知ったのです。 なので、私はこれからも外注で
商品を作ります。しかし、自分で作る楽しさも知っているので、自作の物も取り入れようと考えています。

今、手作業プリント商品がありますが、なぜ外注にしないのか?それは柄の大きさに限界があるからです。どうしてもこの大きさでプリントしたい!という時は、自分でやっています☺️

社会人17年間の経験の中で、社会は白黒思考が強いと感じました。
私自身も「これは良くて、あれはダメ」という白黒思考でした。
しかし、出産をきっかけに会社から離れると、白黒だけでなくグレーもある。
むしろ、物事は極力グレーに近づける方がいいのではないかと思うようになりました。
今の私の状況に当てはめると、「全て外注にしなければならない」
「全て自分で作らなければならない」ではなく、外注も自作もあるのがいいのかなと。

視野を広げると、外注のハンドメイド作家さんも自作のハンドメイド作家さんも、
どちらも素晴らしいのではないでしょうか☺️

8月は出店をお休みしていたので、9月・10月は積極的に出店したいと考えています。決まっているイベントもありますので、改めてインスタとHPに掲載させていただきます☺️

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